はじめに|売上を上げるには、まず“仕組み”を知ろう

売上を上げたい!でも正直何から始めていいのかわからないんです…



闇雲に手をつけても大変ですよね。でも大丈夫、一個一個対応すればちゃんと売上は上がります!


売上を上げるには何から始めればいいのか、迷っていませんか?ビジネスの現場で、そんな風に思ったことがある方は多いと思います。SNS?広告?値下げ?いろんな方法があるけれど、バラバラに試しても思ったように売上が伸びないこと、本当によくあるんです。
そこで今回は、「売上を上げる方法」の前にまず押さえておきたい、「売上の公式」をわかりやすく解説します!
売上を上げる方法の基本は「4つの数字」
売上って、実はシンプルな「かけ算の式」でできています。
売上 = 集客数※ × 購入率(成約率) × 客単価 × リピート回数
※来店数、問い合わせ数、サイト訪問数など


この公式を知っていると、「うちの売上が伸びないのは、どこに原因があるんだろう?」というのがグッと見えやすくなるんです。
たとえば、
- 接点数(例:来店数・問い合わせ数・サイト訪問数)が少ないなら → 知られていない
- 購入率が低いなら → 買いづらい or 迷わせている
- 客単価が低いなら → 安い商品だけで終わってる
- リピート回数が少ないなら → 一度きりで終わっている
こうやって分解して考えれば、なんとなく頑張るよりずっと効率的なんです!!
3. 売上を上げるには、まずは現状をチェック



公式はわかりました!じゃあ何から始めればいいですか?



「どこを改善すればいいか」は、会社ごと、ビジネスごとや現状の状態にによって違います!


例1)飲食店
- 常連さんは多いけど新規が少ない → 来店数を増やす工夫が必要
- 来店数は多いけど、思う様に売上が上がらない → 単価が課題(サイドメニューの提供など)
例2)製造業
- 既存契約のみで新規契約がない → 問い合わせを増やす工夫(接点数増)が必要
- 一回のみの注文顧客が多い → リピーター施策を重視する
まずは自分のビジネスの現状を冷静に見てみることが大切ですが、一気に全部やる必要はありません。
「一番弱いところ」から手をつければ、売上はちゃんと伸びていきます!
4. 売上を伸ばす方法|4つの改善ポイント
【1】集客数(例:来店数・問い合わせ数・サイト訪問数)を増やすには?



集客数って来店数ですか?



いえ、来店数だけではありません。店舗だと来店数ですが、製造業のメーカーだと問い合わせ数、WEBサイトだと訪問数等になります!



うちは店舗とECショップがあるので集客数は店舗では来店数、ECショップではサイト訪問数ってことですね?



その通りです!大正解!
まず大事なのは、「見つけてもらう仕組み」をつくることです。
- Googleマップや業界サイトに情報を掲載(実績や連絡先を見える化)
- SNSで商品・サービスの事例や口コミを発信
- オンライン広告や展示会などでターゲットにアプローチ
- チラシやポスティングなど、地域密着型の集客も効果的
スマホ検索が当たり前の今、自分の商品やサービスが検索結果に出てこないのは大きな機会損失です。GoogleマップやSNS、Webサイトでの情報発信は、実店舗がある場合だけでなく、オンライン販売やBtoB(企業向け)サービスを展開する方にも非常に効果的です。
どんなビジネス形態でも、「ネットで見つけられる状態」をつくることがとても大切です。
【2】購入率を上げるには?



うーん、中々イメージしづらいです…



サービスに興味を持ってくれた人に「わかりやすく」伝え、「信頼感」を持ってもらうことが非常に大切です!具体的な内容は以下の枠内の内容ですね。
購入率を上げるには「わかりやすさ」や「信頼感」が大切になります。
- 商品やサービスを、簡単に・わかりやすく説明する
- 陳列、POP、接客で「おすすめ」をはっきりわかりやすく伝える
- サンプルや試せる環境があると決断しやすくなる
「買わない理由をひとつずつ潰していく」イメージで、場づくりをしていきましょう!
【3】客単価を上げるには?



高価な壺を扱えばいいんですね?



骨董屋さんじゃないですよね?(笑)
客単価を挙げるにはもう1品、ちょっといいもの、を買ってもらう工夫を指します。
顧客の単価アップは、「無理に高く売る」よりも「自然に少し多く買ってもらう」ことが大切!
- セット販売は「単品よりお得感」が大事
- 「+〇〇円でグレードアップできます」も有効
- 関連商品や人気アイテムを近くに置くと、ついで買いが起きやすい ※キャベツのそばに野菜炒めの素を置く等
- プランA、B、CやAランチ、Bランチ、Cランチの様な価格に松竹梅を用意する
たとえば、美容室の場合カットに来たお客さんに「今日はヘッドスパも人気ですよ」と一言添えるだけで、客単価は変わってきます。但し、押し売りな感じが強いとリピート率が下がるので要注意です!
【4】リピート回数を増やすには?



うちはスタンプカードやってますよ!



いい取り組みですね!
「また来たい」「また頼みたい」と思っていただける取り組みが大切です!
- LINE公式アカウントやメルマガで定期的に情報を届ける
- 次回使えるクーポンを渡す
- サービスや商品が使われているかお客様に連絡を取り、サービスや商品をより利活用してもらう ※いわゆるカスタマーサクセス
一度来てくれた人に、もう一度選んでもらえる仕組みを考えましょう!特にこのステップは「広告費をかけなくても売上を上げられる」重要な方法です。既存のお客さんにもう一度選んでもらうには、信頼関係や“思い出してもらえる仕掛け”が大切。DMやLINEで定期的に接点を持つだけでも、再購入のきっかけになります。
5. まとめ|売上を上げるには、まずは「仕組み」を見直そう



まず、売上を分解してどこが弱いか調べてみます!



はい、是非頑張ってください!困ったらいつでも相談してくださいね!
「売上を上げたい」と思ったら、まずは売上の仕組み=公式を知ること。
そこから、
- どこが弱いのか?
- どこに改善の余地があるのか?
を見つけて、ひとつずつ丁寧に改善する。
小さな工夫が、積み重なればちゃんと売上につながります!
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