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売上を上げたいなら必須!購入率と成約率を高めるポイントまとめ【実践編➁】

売上に悩む個人事業主・法人向けに、購入率・成約率を上げる仕組みづくりを紹介するバナー画像

「お客さんは来てるのに、何故か売れない。」「問い合わせはあるのに成結までいかない。」
そんなもどかしさを感じたことはありませんか?

この問題、実は「購入率」や「成約率」が原因になっていることが多いんです。

食堂、化粧品の展示、ECサイト、法人向けサービスなど、どの業種にも共通する売上の原則。
それが、この公式です:

売上 = 集客数 × 購入率(成約率) × 客営単価 × リピート回数

売上を上げるには購入率の改善が欠かせません!
さあ、ここから「どうすれば購入されるのか」を整理してみましょう!

目次

1.売上が伸びない原因は「購入率」「成約率」にあるかも?

チラシを出して来店数が増えた気がするんですが、売上がそんなに変わってないんです…何をすればいいんですか?

みや

おそらく「購入率」が低い可能性がありますね。具体策は一緒に見ていきましょう!

電卓を持ちながら説明する女性のイラスト(計算や価格の説明をしているイメージ)

もう一度、さっきの公式を見てみましょう。

売上 = 集客数 × 購入率(成約率) × 客営単価 × リピート回数

どんなに集客が出来ても、購入されなければ売上は増えませんよね。例えば、

  • 食堂なら「来店したのに単品注文だけで終わる」
  • ECサイトなら「サイトに流入したのに購入されない」
  • 法人向けなら「問い合わせがあったのに成約しない」

こういう程度の購入率の下げは、意外と注目されず。

だからこそ、集客だけに頼らず、購入されるまでのフローを整理することが大事なんです。

\今すぐできる確認方法/

  • 店舗なら、1日に来た人数と、実際に買ってくれた人の人数をざっくり比べてみる
  • ECサイトなら、「カートに入れた数」と「実際に購入された数」を見てみる(ショップの管理画面で確認できることが多いです)
  • 問い合わせがあったら、あとでちゃんと成約したかどうかを比べてみる

数字が難しく感じるなら、まずは「なんとなく減ってきたかも?」「前より増えたかも?」を感じ取ることでもOKです!

2.購入率・成約率を上げるために見直すべきポイント

見直す点が多いですね。。一言でいうとお客様にわかりやすく伝えられるかってことですか?

みや

そうです、お客様の視点から「わかりやすく」「困ってることが解決できるのか」をお知らせすることが重要です!

商談や相談の場面で向き合って話をするスーツ姿の男性ふたり

まずは「不安は解消できている?」

みや

よくある質問の掲載はとてもおすすめですよ!

購入しようか迷っている時、いちばんの障害は「不安」です。

  • どんな商品かわからない
  • 買って失敗したらどうしよう
  • 適してるのかわからない

こういった不安を解消する情報が足りているか、確認してみましょう。

たとえば:

  • 商品ページに「よくある質問(Q&A)」を用意する
  • 店舗であればPOPを作り、どんな商品かをしっかり説明する
  • 写真や動画で使い方・流れを丁寧に見せる
  • 購入後の返品・キャンセルポリシーを明確に書く
  • 法人向けなら「まずは相談だけでもOK」と書いてハードルを下げる

「価値」を伝えられている?

みや

商品やサービスを使ったら「どうなるか」というのがとにかく大切!

個人向けでも法人向けでも、その商品やサービスを通して「どんな結果を得られるのか」が伝わらないと、購入まではいきません。ただの機能やサービスの説明ではなく「使ったらこうなる!」を意識しましょう。

たとえば:

  • 化粧品なら「使い続けた結果、肌がどう変わったか」を写真と一緒に伝える
  • 清掃サービスなら「導入前のビフォー写真」と「清掃後のアフター写真」で違いを見せる
  • 飲食店なら「食後に満足して笑顔になる」イメージを写真で伝える

情報はまとまってる?

みや

シンプルを心がけるのが第一歩です!

信頼感を持ってもらうためにも、情報の整理はとても大事です。情報がバラバラだったり、必要な情報にたどり着けなかったりすると、お客さんはすぐに離れてしまいます。どこに何が書いてあるかをわかりやすく整理することで、「この会社はちゃんとしているな」と感じてもらいやすくなります。

  • 「よくある質問」「事例紹介」「お客様の声」を1つのページにまとめる
  • ECなら「購入までの流れ」「お支払い方法」などを図で見せる
  • 問い合わせボタンやフォームを目立つ場所に設置
  • 法人向けなら「短時間で入力できる相談フォーム」や「PDF資料ダウンロード」の導線をつくる

3.個人のお客様向けビジネス(BtoC)と、法人向けビジネス(BtoB)ごとのポイント

購入率や成約率を上げるための工夫は、誰を相手にしているかによって変わります。個人のお客さんと企業・店舗などの法人とでは、信頼の得方や伝えるべき情報が少し違います。ここでは、それぞれのケースで意識しておきたいポイントをまとめてみました。

<個人向け(BtoC)>

最近口コミ機能をつけたり、POPにも人気商品を目立つ様に心がけてます!

みや

おぉ、素晴らしい取り組みです!

洋服店でコートを手に取りながら接客する女性スタッフ

たとえば化粧品のオンライン販売や、来店前に情報収集する必要がある美容室、治療院など、直接スタッフと会う前に判断されるようなビジネスでは、お客さんが不安を感じやすくなります。そのため、ページ全体や事前に見られる情報の中で「親しみやすさ」や「安心感」を伝える工夫がとても大切です。

押さえておきたい具体策:

  • 購入者のレビューや体験談を商品ページやSNSに掲載する(顔写真や職業があると信頼感アップ)
  • 写真やデザインで「使ったあとの状態」をイメージしやすくする(例:ビフォーアフターや使用シーン)
  • 「こんな方におすすめ」と具体的なターゲット像を明記する(例:30代女性・敏感肌向け など)
  • 安心して購入してもらえるよう、返品保証やお試しプランがあれば目立つ位置に表示
  • 商品の特徴を表すキャッチコピーやイメージビジュアルで、感情に響くアプローチを取り入れる

<法人向け(BtoB)>

信頼を得るって何をすればいいですか?

みや

商品やサービスをわかりやすく説明し、効果を謳えば良いですよ!

グラフを使って売上アップの施策を話し合うビジネスミーティングの様子

たとえばECサイトの構築、業務サポート、IT導入支援、機器レンタルなど、法人向けのサービスでは「信頼できる会社かどうか」が判断の大きな要素になります。個人と比べて金額も契約期間も大きくなる分、慎重に選ばれる傾向があります。そのため、ただ「できます」と書くだけでは不十分。

押さえておきたい具体策:

  • どんな企業と取引しているか、社名やロゴを一覧で紹介(可能なら業種や地域も添える)
  • 「導入後に業務時間が月●時間削減できた」など、数字で成果を見せる事例を掲載
  • 実際に利用する際の流れ(契約〜導入〜アフターサポート)を図や箇条書きでわかりやすく説明
  • 担当者の顔写真や対応の特徴を出して“安心感”をプラス
  • 「まずは無料相談」「5分で完了する簡単フォーム」など、気軽な入り口を用意
  • サービス内容を短くまとめたPDF資料を用意し、問い合わせ前にざっくり把握できるようにする

これらを丁寧にそろえることで、相手企業から「この会社なら信頼できそうだ」と思ってもらえる確率がぐっと上がります。

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みや

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この記事を書いた人

宮 淳一郎のアバター 宮 淳一郎 代表取締役CEO

同志社大学大学院(MBA)修了/日本マーケティング学会所属
広告代理店、オムロン、アマゾンジャパンを経て株式会社マキモノを設立。
独立行政法人中小企業基盤整備機構の経営アドバイザーを兼任。
これまで支援した企業は100社以上。デジタルマーケティングが得意。

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