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お客さんが来ない…集客方法まとめ|ホームページやWebで集客数を増やす基本対策【集客編①】

集客に悩むスモールビジネス向けに、ホームページやGoogleマップ活用など基本対策を紹介するブログのアイキャッチ画像

「お客さんが来ない…」と悩んだとき、何から手をつけたらいいか迷ってしまうことってありますよね。
がんばってSNSを更新したり、チラシを配ってみたり…でも思ったほど反応がなくて、不安になる。

そんなときは、焦らず一度立ち止まって、集客の“土台”を見直してみましょう。
実は、うまくいっているお店や会社には「ちゃんと見つけてもらい、選ばれるまでの流れ」があるんです。

この記事では、SNSや広告を行う前に、まず整えておきたいホームページやWeb、リアルな集客の方法について、
スモールビジネスの現場に寄り添いながら、やさしく具体的に紹介していきます。

「これならできそう!」と思えるヒントが、きっと見つかるはずです。
ぜひ、貴社の集客の見直しに役立ててください。

目次

1.集客マーケティングって何?「来てほしい人に届く仕組み」を作ろう

ホームページやチラシもちゃんと見てもらっているのか、内容が良いのかどうか、何を基準に伝えればいいかわかりません。

みや

お客様の視点に立って考えるのが一番近道ですよ!

営業時間・予約・ショッピングカート・サービス受付・地図アイコンのセットイラスト

集客って、「知ってもらう → 興味を持ってもらう → 信頼される → 選ばれる」という流れがとても大切です。
でも、この流れがどこかで止まってしまうと、なかなかお客さんは来てくれません。

たとえば、せっかくチラシを配っても、“誰に向けて”“何を伝えたいか”がぼんやりしていると、反応が薄くなってしまいますよね。
ホームページがあっても、見た人に「何をしてる人かわからない」と思われたら、もったいないです。

だからこそ、やみくもに発信するのではなく、「どんな人に・どんな価値を・どう届けるか」を考えて、ちゃんと“設計”していく。それが、集客マーケティングの一番の基本なんです。

このとき大切なのは、“お客さまの目線に立って考えること”。
自分ではわかっているつもりでも、相手には伝わっていないことって意外と多いんです。
「お客さまがどんな気持ちで探しているか」「どんな不安や期待があるか」に寄り添うことで、集客の形も自然と変わってきます。

難しく考えなくて大丈夫です。
「ちゃんと伝えられてるかな?」と立ち止まってみるだけでも、第一歩になりますよ。

2.ホームページを活かす|集客のためのWebの使い方

ご来店いただいてからの説明じゃダメですか?

みや

はい!「来店いただく為に」わかりやすく情報をお伝えしましょう!

インターネット・Wi-Fi・クラウド同期・クラウド技術を示すアイコンのセットイラスト

ホームページは、あなたの想いやサービスを、いつでも見てくれる人に届けてくれる“お店の顔”のような存在です。たとえば、初めて出会った人に自己紹介をするように、以下のポイントを見直してみましょう。

\今すぐできるチェックポイント/

  • あなたが「何をしている人か」がすぐにわかる?
  • どんな人に向けたサービスかが伝わっている?
  • 実績やこれまでの経験が紹介されている?
  • 料金やサービスの流れが書かれている?

このあたりがパッと見て伝わるだけでも、安心感はグッと高まります。

「詳しく話すのは直接会ってからでいいや」と思う気持ちもわかりますが、
初めての人にとっては“ホームページでの第一印象”が判断の材料になることも多いんです。

個人のお客さん向けなら、笑顔の写真ややさしい言葉を使って「安心感」を伝えてみるのもおすすめです。
法人やお店向けのサービスなら、「実績」「お客さまの声」「サービスの流れ」などを明記して「信頼性」を感じてもらえるようにしましょう。

まずは、できるところから一つずつ整えていけば大丈夫です!
あなたのサービスを、ちゃんと伝えるための“入り口”として、ホームページを味方につけていきましょう。

3.Googleマップや地域検索を見直そう|見つけてもらえる仕組み

Googleの口コミには必ず返事してますー!

みや

めっちゃいい取り組みですね!是非継続をお願いします!

家族で施設やサービスの場所を検討しているイラスト

Googleマップや「〇〇市 美容室」などの地域検索で表示される仕組みを整えることも、集客の大事な一歩です。

まずは、Googleビジネスプロフィール(旧マイビジネス)に登録しましょう。
登録が完了したら、次のことを順番にやってみてください。

\今すぐできるチェックポイント/

  • 営業時間や定休日は最新の情報になっているか?
  • 店舗やサービスの雰囲気が伝わる写真を数枚アップする
  • お店やサービスの紹介文をわかりやすく書く
  • お客さまからの口コミには、できるだけ返信をする

これだけでも、検索されたときの第一印象がぐっと良くなり、信頼感がアップします。

なお、実店舗がなくても登録できる業種もあります。
たとえば訪問型のサービスやオンライン中心のビジネスでも対応できることがあるので、自分のビジネスが該当するかどうか、ぜひ一度チェックしてみてください。

4.チラシや紹介もまだまだ効く|リアルのつながりは侮れない

チラシも侮れませんね。

みや

いやいや、現役の施策ですよ!
デジタル施策と併用するとより効果があるのでどちらもやりましょう。

チラシを手に持って説明する女性のイラスト

私がデジタルマーケティングを携わってきたこともあり、お客様からも「紙って今さら効果あるの?」と訊かれることも多いですが、地域密着型のサービスではまだまだ有効です。

特に、オンラインが苦手な層やご年配のお客さんには、リアルの接点の方が伝わることもあります。
ネットとリアル、両方で接点をつくると、相乗効果も出てきますよ!

\今すぐできるリアル集客のチェックリスト/

  • チラシを配る場合は、エリアやターゲットを絞って配布しているか?
  • ポスティングはターゲットが住んでいそうな地域を意識しているか?
  • 商工会議所や地域の異業種交流会などに顔を出してみる
  • 名刺やパンフレットは“何をしているか”が一目でわかるように整える
  • 「お知り合いに紹介してもらえる仕組み(紹介カード・紹介特典など)」を用意しているか?

どれもすぐに始められることばかりです。
ご自身のビジネスや地域に合いそうなものから、できる範囲で取り入れてみてくださいね。

5.誰に向けたビジネスかで集客のやり方は変わる

うちは法人向けビジネスですが効果あるんですか?

みや

大ありです!営業からの連絡を嫌がる人も増えてますので💦

Web会議で資料を説明する講師とそれを見る参加者

一般のお客さま向けのビジネス(個人向け)の場合

個人のお客さん向けのビジネスでは、安心感や親しみやすさがとても大切です。たとえば、Googleマップや口コミを整えることで「このお店、大丈夫そう」と思ってもらえるきっかけになりますし、ホームページにスタッフの顔やお店の雰囲気を出すだけでも、ぐっと親しみを感じてもらいやすくなります。また、「誰でもOKです」ではなく、「こんな方におすすめです」と伝えることで、お客さまに“自分ごと”として受け取ってもらえるようになります。

\今すぐできること/

  • スマホで撮ったスタッフの笑顔の写真を1枚追加する
  • Googleマップの口コミに「○○さん、ご来店ありがとうございました!」と返信してみる
  • 「こんな方におすすめです!」という一言をホームページに加える

会社やお店を相手にするビジネス(法人向け)の場合

法人向けのビジネスでは、「この会社に任せても大丈夫そう」と思ってもらえるように、信頼性や実績をわかりやすく伝えることが大切です。そのためには、これまでの実績や導入事例を簡潔に紹介したり、資料請求やお問い合わせの導線を整えることが効果的です。また、「相談だけでもOKです」「まずは無料見積もりから」など、気軽にアクションできるような一言を添えることで、お客さまの心理的ハードルも下がります。

\今すぐできること/

  • これまでに取引した企業名やサービス例を1~2行で紹介してみる
  • お問い合わせフォームの上に「ご相談だけでも歓迎です」と一言加える
  • よく聞かれる質問を1つだけでもQ&Aに追加してみる

法人向けのサービスでは、いきなり契約ではなく“きっかけ作り”の場を用意するのがコツです。「話だけでも聞いてもらえるんだ」と思ってもらえるような、やさしい導線づくりが大切です。

6.何から始めればいい?優先順位のつけ方

お客さんが来ないと感じたとき、
まずは「今の集客の流れはどうなっているか?」を見直すことから始めましょう。

今回紹介したようなホームページやGoogleマップの整備、
リアルな接点づくりは、どんなビジネスにも共通する“土台”です。

では、ここまで紹介してきた集客の施策を、どの順番で取り組めばいいのでしょうか?迷ったときは、以下の優先順位で取り組んでみてください。

疑問を抱えて考え込むビジネスマン

優先順位のつけ方(ホームページがない場合も含む)

1.情報発信の基盤をつくる(ホームページがあれば整備、なければ代替手段)

  • ホームページがある場合は「誰に・何を・どう届けるか」を明確に。
  • ホームページがない場合は、まずはGoogleビジネスプロフィールや、無料のプロフィールページ(ペライチ・STORESなど)でもOK。まずは「誰に・何を・どう届けるか」を明確に。第一印象を整えるのが先。

2.Googleマップや地域検索(Googleビジネスプロフィール)の登録・最適化

  • 店舗型・地域密着型ビジネスなら特に優先度高め。ネットでの“発見”を増やす。

3.リアルな接点(チラシ・紹介・名刺)

  • 地域密着の強みを活かせる人は積極的に。ネットと組み合わせると効果倍増。

4.業種やターゲットに合わせて個別調整

  • 個人向けなら「安心感・親しみやすさ」を意識し、たとえばスタッフ紹介を載せたり、店舗の雰囲気がわかる写真を載せるのがおすすめです。
  • 法人向けなら「信頼感・実績」を重視し、導入事例や実績の数字を明記したり、まずは簡単な会社紹介ページやQ&Aを設けるだけでも十分です。可能であれば、専門性が伝わる説明や将来的な資料ダウンロードの導線を検討していくのもよいでしょう。

SNSや広告は、この“土台”が整ってからでも遅くありません。まずは今の状態を見直して、優先順位をつけてひとつずつ改善していくことが、集客改善の第一歩になります。

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みや

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この記事を書いた人

宮 淳一郎のアバター 宮 淳一郎 代表取締役CEO

同志社大学大学院(MBA)修了/日本マーケティング学会所属
広告代理店、オムロン、アマゾンジャパンを経て株式会社マキモノを設立。
独立行政法人中小企業基盤整備機構の経営アドバイザーを兼任。
これまで支援した企業は100社以上。デジタルマーケティングが得意。

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